君は本当に自由だ
色々なところに飛び回って、色々な世界、景色を知っている。
それに対して僕はどうだ、ただ毎日電車に揺られ仕事を終え帰宅するだけの毎日で
僕は、君みたいに生きることは出来ない。
君は怖いものを知らない
全てを信じているように見える。そしていつも笑っているから、そんなところが本当に愛おしいと思う。
それに対して僕はどうだ、繰り返しの毎日で全てが怖いと感じてしまうんだ。
君にはたくさんの人がいる。
君の周りには、たくさんの人がいる。真面目な人、優しい人、面白い人、可愛い人、かっこいい人、不真面目な人、怖い人。
そんな誰とでも繋がれる君の行動力が羨ましい。
羨ましいと共に、僕は寂しく感じる。
僕は君とは違うんだよ。
僕は君と違って、海外にも行ったことはないし、そんな大きな夢なんて持っていない。例え叶えられなくとも、大きな夢を追い求める君は本当に美しいし輝いている。
若いとはまた違うし、君も色々な思いをして色々なことを経験してきたのだろう。
行動力に比例して、経験も多いのだろう。
だから、僕は君とは違うんだよ。
僕は君みたいにはなれないよ、君みたいにはなれないよ。
憎く感じてしまう僕もいるから、君は僕じゃいけないよ。
君にはもっと色々な景色を見て欲しいから。
君にはもっと自由であって欲しいから。
傷付いても、立ち直り笑顔でい続ける君のままでいて欲しいから。