眉間のシワは30本

頑張るよ、私

ダメな女の子

結局いつでも私だけが悪かった

なんで私だけ?とか思ってはいたけど、なんでもクソもなかったなあ。私だけが悪かった話だ

「ねえ私のこと何にも知らないんだね」なんて戯言を言ったりしたけど、何にも知らないのは私だったんだよ。もしかしたらじゃなくて、私は何にも知らなかった。

強がってなーんにも言えなかった、嫌だってこと、本当はもっと会いたいってこと、寂しいってこと、そばにいてってこと。大丈夫だよって抱きしめて欲しかっただけなこと。抱きしめてくれれば、それだけで良かったってこと。

私誰よりもダメで馬鹿で、「お前一人で生きていけなさそう」って言うくらいなら一人にしないで欲しかった、私がその言葉通りの女の子なら一人にした時点で終わりなんだよ、あなたはそれで良かったの?

やだ、このままじゃ懐かしい曲がかかってしまう、飛ばせない、滲んでなんも見えない。二人だけで好きだったあの曲が、私の耳に流れてしまう。嘘が塊だよ。今が嘘の塊なんだよ。

『無くさないように、同じキーホルダーを付けた鍵 懐かしくて忘れてしまいそうだった モノマネをしたがったのは、私のわがままだったんだ』

私、この歌のこのフレーズが好きだと思った。きっとあなたも同じでしょうか。いいえ、あなたも同じでしょうね