「もう、私じゃ無理?無理だよなあ、なんでもない。ごめん。今日は帰る、わざわざごめん。夜遅くにありがとう。」
って、私なりに頑張った夜を繰り返している
捨ててほしくなかったって縋りつきたかったけど無駄なことも分かってて迷惑になることも分かってたからそんなことしたくなくて強がってみたけど本当は素直に今でも大好きなんだよってあの時言える女の子の方がずっとずっと可愛くて愛されていたのだろうな
震えながら大丈夫、大丈夫これで最後だからって言い聞かせて、それでもやっぱり本当に好きだったのは私で、あなただけには素直になれなくて強がって別に大丈夫だよなんて言ってたけど本当は何も大丈夫じゃなくて、気づいてほしかったけどわがままだよね、私がちゃんと伝えてれば良かっただけの話
満たされない夜や日々を繰り返して私たちは大人になっていくのだろうか
それならば大人になる必要なんてないのかもしれない、満たされないこんなものなんていらないよ
一回何かを手に入れてしまったから、私たちはそれを探して繰り返してる、無駄な毎日なはずなのに
それならば何も知らないままでよかった、何も知らなければよかった